セブンズワールドシリーズ2013-2014の第7戦、キャセイパシフィック香港セブンズが、28日、開幕する。世界の頂点をかけて列強がしのぎを削るセブンズワールドシリーズの第7ラウンドにして、1976年に始まった世界最大のセブンズの祭典。毎年、のべ12万人以上の観客が詰めかける、極東租界に出現するビッグイベント。
しかし、日本代表にとっては、少し違う意味がある。
日本が出場するのは、世界のトップチームと戦うメイントーナメントではなく、並行して開催される「コアチーム昇格決定大会」なのだ。
今年のキャセイパシフィック香港セブンズ大会の概要を見てみよう。
メイン大会には16チームが出場する。
【POOL A】 フィジー、ケニア、ウェールズ、スリランカ
【POOL B】 南アフリカ、オーストラリア、フランス、スペイン
【POOL C】 イングランド、カナダ、アルゼンチン、ポルトガル
【POOL D】 ニュージーランド、アメリカ、スコットランド、サモア
そして昇格決定大会には12チームが出場する。
【POOL E】 ロシア、ジンバブエ、チリ、バルバドス
【POOL F】 香港、イタリア、チュニジア、アメリカンサモア
【POOL G】 日本、クック諸島、ウルグアイ、トリニダードトバゴ
昇格決定大会は、プール毎に4チーム総当たりで行われ、各組2位までと、3位のうち上位2カ国が決勝トーナメントに進出する。
日本の試合予定は以下の通り。
28日(金)※時間は現地時間。日本時間ではプラス1時間。
14:00 第1戦 対ウルグアイ
16:12 第2戦 対トリニダード・トバゴ
29日(土)
10:06 第3戦 対クック諸島
16:42〜 準々決勝
30日(日)
12:56〜 準決勝
16:36〜 決勝
参加国の中で、最も強敵はロシアだろう。
過去のワールドカップセブンズを見ると、日本にとっては、2005年大会のプレート1回戦で5-29と完敗。2013年大会ではプール戦で12-12と引き分けたが、ボウル決勝での再戦では5-29の大差で敗れた。